ケアマネージャーの資格はどうやって取りますか?

ケアマネージャー資格取得の現状

    

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介護保険制度が始まり、その中枢的な役割を果たすことになる新しい職業ケアマネージャーは、医療や介護、保健分野で働いてきた人たちにとって憧れの資格となりました。

今までしてきた仕事の枠を超えて、利用者に人間らしい生活を送ってもらうため、より良いサービスをプランニングするケアマネージャーの仕事に憧れ、多くの人がケアマネージャーの試験に望みました。

もちろん、最初から試験の難易度はさほど変わってはいないのですが、最初の内は20%以上あった合格率も、近年では15%程度まで落ち込んでいるほか、難易度が高いうえに仕事をしながら受験する人が多いことから、一発で合格する人も減ってきています。

このようなことからどんどんケアマネージャーは減り始め、ケアマネージャー一人一人に対する仕事の内容が増え、どんどん看護師や介護福祉士のような人材不足に近づいて着ています。

ケアマネージャーの現状と課題

ケアマネージャー制度が始まった当初は、介護分野、医療分野、保健分野など幅広い分野から受験があったものですが、近年のケアマネージャーの傾向としては、介護や福祉分野のサービス面がどうしても多くなることから、介護福祉士や福祉の仕事関係者のケアマネージャー試験の受験が多くなってきています。

しかし、いくら事前の勉強で医療や保健分野の基礎知識を学んでいても、実際の現場で働いていたわけではないため、介護分野からの受験者が増えることによって、医療や保健分野の知識不足が深刻化しつつあります。

また、ケアマネージャーは試験に合格し介護支援専門員実務研修を終了した後、ケアマネージャーとしての仕事ができるようになるのですが、5年おきに更新しなければならないことや、その間に出産や育児などで業務を離れてしまう人たちも多く、資格を持っているのに仕事に就いていない潜在ケアマネージャーの存在も問題です。

慢性的な人材不足によって、現在ケアマネージャーとして働いている人達の仕事の負担はかなり増えています。しかし、これから高齢化がますますまして行く日本において、ケアマネージャーの存在はなくてはならない存在です。

どのように潜在ケアマネージャーを社会に取り戻すことができるのか、そして、ケアマネージャーの仕事をどこまで高めていくことができるのかは、自治体や国、ケアマネージャー団体などで考えていく必要がありそうです。